ポエムってなぁに?

おじさんからのメッセージ

ポエムのおじさん
こんにちは。ポエムのおじさんです。
地方の小さな工房から生まれたおもちゃや椅子などの木の仲間達を、全国の保育園を中心とした皆さんにお届けし始めてから30年が経過しました。
一般的な会社のように費用を掛けて宣伝することもできない中で全国の保育園の先生を中心とした皆様やお母さん方が使用してみて良かったと製作者の知らない世界で多くの周辺の人々に紹介していただき、おかげで製作活動を続けることができました。
おじさんがこんな思いで作り続けている事を知っていただけたら嬉しいです。
今から木を取り巻く自然や木の生活、おもちゃのことなど書きますので読んで見てください。

自然素材の見直し
木のおもちゃや木の保育用品が保育者を中心にして見直され一般家庭にも浸透し始めた背景には子供を取り巻く遊び空間の変貌が大きな要因の一つとしてあげられると思います。
日本全土の長期でハードな開発の代償は環境破壊とともに多くの自然の遊び空間や遊び文化、伝統を失う結果になりました。 正に一つ得る為に一つ失う生活の連続でした。そして一昔前まではたやすく手に入れることができたゆったりとした柔らかな時間の流れを失い、せわしい時間の流れに流されてしまうようになりました。

そして、その様な生活環境の変化の中で一番の犠牲者は、遊び空間を奪われ、遊び文化を失い、学校と塾に振り回される子供達ではないのでしょうか。
与えられた最大の自然の贈り物、そして柔らかな時間の流れは子供達にとって欠けがいのない宝物です。
そんな宝物を子供達から守ってあげたい。そんな思いでした。

私がおもちゃを考える時に、失われつつある自然界の遊びの一片をおもちゃの中で再現しようと試みることがあります。

例えば・・・・・

一歳くらいの子供は自然の中で小石などを小川や溝の穴に繰り返し、繰り返し落とし入れることが大好きな時があります。
その時つかみ握り締める石は、丸い石や角のある石など、
何種類かの石を拾っては入れ拾っては入れします。
それは神様が子供の手の感触と脳への刺激と発達のためにさせているかのように映ります。
しかしながら今の都会では石ころさえ見つけることが困難なアスファルトの世界です。
せめて発達の節目であるこの遊びをおもちゃの中でさせてあげたい、できにくくなったこの遊びをおもちゃを通して生活の中に取り入れ、 それを補いたいと思い考えて出来たおもちゃが「箱トロッコ」と言う名前のおもちゃです。そのように自然界は私にとってもおもちゃ作りの先生なのです。

箱トロッコ

左:溝などに小石を入れるのが大好きな時期
右:自然界を参考にして製作した箱トロッコ
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